|  | ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |  | 
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|  | ━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
 ■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
 ━━━━━━━━━━VOL.1241(2022年9月28日号)━━━━
 
 こんにちは。
 ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
 
 前回に続いて、今回もEuropean Payment Report2022を取り上げます。
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 <このメルマガの目的>
 
 最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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 ◆今週のテーマ◆
 
 「欧州企業、債権回収の人材難」
 
 前回と同じく、国別ではなく欧州全体での回答の総括である。
 
 Q1:支払遅延をなくしたいが、社内に適切な人材がいない。
 
 同意 53% 中立 17% 反対30%
 
 こちらも、今回初めての設問だが、回答結果に驚いている。与信管理や債権回収に必要なスキルを持った人材がいないと半数以上の企業が答した。おそらく、人材の足りない中小企業がほとんどだと思われる。
 
 Q2:自社の財務管理システムは時代遅れで、迅速に対応できない。
 
 同意 46% 中立 19% 反対34%
 
 システム投資ができていない企業が多いのも中小企業であれば理解できる。
 
 Q3:過去12ヶ月で支払遅延や未払いはどう変化している?カッコ内は2021年の回答。
 
 増加 60%(66%)
 ほとんど変わらず 24%(23%)
 減少 16%(12%)
 
 2021年と比較すると改善はしているが、それでも6割の企業は、支払遅延が増えたと回答している。
 
 Q4:支払遅延の障害となっている要因(増加傾向)
 
 インフレ        61%
 規制と法令順守     60%
 金利上昇        57%
 サプライチェーンの混乱 57%
 顧客側の管理上の問題  56%
 気候リスク       51%
 意図的な無視      45%
 ※複数回答
 
 マクロ的な要因がほとんどだが、「意図的な無視」も相変わらず4割以上ある。意図的な無視とは、意図的な遅延ということだ。つまり、サプライヤーを間接金融として活用していることになる。
 
 Q5:2022年におけるビジネス上の優先順位は?
 
 流動性とキャッシュフローの強化  79%
 債権管理の改善          76%
 信用リスク管理の改善       76%
 自社の支払慣習の改善       75%
 既存サプライヤーとの契約の見直し 73%
 ※複数回答
 
 資金繰りに直結するものとして、債権回収が捉えられていることが分かる。自社の支払いを期日通りに行おうとする意識が高いことも興味深い。
 
 Q6:債権管理の改善で具体的に何をするか?
 
 初期遅延での回収に注力 73%
 債権回収代行会社の活用 26%
 新技術への投資とデジタル化 22%
 戦略的提携         15%
 回収の一極化        10%
 ※複数回答
 
 「初期遅延での回収に注力」が圧倒的に多かった。確かに、遅延期間の早い段階で回収する方が、回収率が高いことは証明されている。
 
 2番目の回答との差が大きいのは、エネルギー高など利益が何かと圧迫される状況下で余計な手数料を支払いたくないという意図だと推測する。
 
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 ★編集後記★
 
 安倍元首相の国葬はとても厳かでした。
 菅元首相の弔辞が、一番心がこもっていて感動的でした。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
 
 ☆次回は10月5日発行予定です。
 
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 ◆発行者の著作
 『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
 http://tinyurl.com/m5c8634
 
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