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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
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2023年11月8日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1292(2023年11月8日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

米We Workは11月6日、Chapter11を申請し、経営破綻しました。負債総額は500億ドル。

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◆今週のテーマ◆

「ウィーワーク、経営破綻」

We Work(ウィーワーク)は、シェアオフィスの大手で、NYSEに上場している。日本では、ソフトバンクの出資先として有名。

破綻に先立つ10月31日付のウォールストリートジャーナルの報道を受けて、同社の株価は急落。

本メルマガの作成時点では、0.83ドル前後で取引されている。

先週の火曜日までは2.4ドル前後で推移していたので、企業価値は一気に3分の1に減少したことになる。

WSJの記事では、同社は債権者とバランスシートの改善について話し合いを行っており、返済のリスケに関する契約を結んだとのことだったが、交渉がうまくいかなかったようだ。

なお、同社の日本法人は「単独の法人として独立した経営を行っており、40拠点は高い占有率を示しており、根も変わらず営業を継続する予定」と発表している。

今回の申請では、米国とカナダ以外の地域は対象外となっている。

同社の2022年12月期の財務状態を分析してみたいと思う。

売上は32億4500万ドルで、前期に比べて26%の増加している。純損失は20億3400万ドルで、前期の赤字と比較すると大幅に縮小された。

一方、債務超過額は34億5500万ドルで、前期の14億1300万ドルから2.4倍に膨れ上がっている。ただし、2020年の72億と比べると半分近くまで減っている。

また、2023年第2四半期の業績を見ると、売上が16億9300万ドル(6か月分)。純損失は6億9600万ドルとなっている。

これは半年分の数値なので、単純に2倍すると、次のようになる。

売上は33億8600万ドルで、純損失は13億9200万ドル。
売上は4.3%の微増、赤字幅は3割減少。

2022年期に比べると、赤字は改善しているものの、成長が鈍化していることが鮮明である。2022年12月期のBSでは、負債総額は213億ドルだったが、破綻の記事では500億ドルなっている。

売上の10倍以上の負債を抱えるには、かなりの成長が必要となるが、コロナによりオフィス需要は一変した。

コロナ禍で浸透した在宅勤務により、オフィスの回帰率が米国では5割程度と言われている。

なお、日本のほとんどの報道では、Chapter 11を「米連邦破産法第11条」と訳しているが、完全な誤訳であることはこれまでにもなんとも指摘している。

正しくは、「米連邦倒産法第11章」である。

理由は、米国の倒産法は破産だけでなく、再建型の倒産手続きも規定していること。まさに、Chapter 11は日本の民事再生に相当する。

正確には、和議法から民事再生法に変わったときに、Chapter 11を大いに参考したという言い方が正しい。

なお、これは私が言っているわけではなく、多くの法曹関係者の意見である。

We Workの破綻をベンチャー企業の挫折とみるか、不動産業界全体の不況とみるかで、ずいぶん、景色も変わってくる。

在宅勤務の普及、高インフレ、金利の急激な低下など不動産業界には逆風が吹いているといえそうだ。

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★編集後記★

茨城にあるCity Waveに行ってきました!
いや〜サーフィンとは異なるスポーツですね。
全然、乗れませんでした(笑)。

☆次回は11月15日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
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