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◆B-SeminaR 近日開催セミナーのご案内◆〜2020年4月22日〜1127号〜
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◆こんにちは。ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
現金給付が困窮世帯に30万円から一転、国民一人当たり10万円に変更されました。
政府が閣議決定したものを覆すのは異例のことですが、非常事態なので、当然なのかもしれません。
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※このメールは、ナレッジマネジメントジャパンのビジネスセミナーにご参加
いただいた方、「与信管理入門」をご登録いただいた方、牧野和彦と名刺交換さ
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◆今週のテーマ◆
「ひっ迫する中小企業の資金繰り」
全国銀行協会は4月16日、手形や小切手の不渡処分を猶予すると発表した。
https://www.zenginkyo.or.jp/topic/covid19/dishonored-draft/
具体的には次の2点が示されている。
（1）支払期日を過ぎた手形・小切手であっても取立や決済を行えるようにすること
（2）資金不足により不渡となった手形・小切手について不渡報告への掲載・取引停止処分を猶予すること
同様の措置は東日本大震災の時も、被害が大きかった東北限定で実施された。今回は、日本全国が対象となる。
休業要請の対象となった業種を中心に、中小企業の資金繰りがひっ迫している。
「日本政策金融公庫には、今月16日までの時点で24万6600件の申し込みがあったのに対し、実際に実行されたのは12万5400件で、およそ半分にとどまっています。」（4月20日付NHKニュース）
公庫の窓口は混雑していて、来店者、行員の双方がウィルス感染の危険性もある中、申込、対応している厳しい現実だ。
一方、民間の金融機関では状況はもう少し良いようだ。
「全国の信用保証協会では、当初は一部で時間のかかるケースも指摘されましたが、今月16日までの時点では９万件の申し込みに対して、８割以上の７万4000件で融資が実行された」（4月20日付NHKニュース）
補正予算は20日にようやく成立。これにより、コロナウィルスに伴う緊急経済対策は117兆1000億円もの規模になった。
これには、10万円の給付に加え、売り上げが大幅に減少した中小企業に最大200万円、個人事業主に100万円の給付も含まれる。
しかし、21日時点で申込はまだ始まっておらず、実際に現金を手にするにはまだまだ先になる見通し。
資金繰りに窮する中小企業は緊急融資に頼らざるを得ない。しかし、給付と違って融資は負債であり、返済を伴う。バランスシートを悪化させることにもなる。
非常時には「Cash Is King」とよく言われるが、非常時の先を見越す冷静な視点も欠かせない。
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★編集後記★
気温が上がってくると、外に出たくなりますね。
運動不足になるので、天気が良い日は早朝に散歩しています。
☆次回は4月29日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』（IBCパブリッシング）
http://tinyurl.com/m5c8634
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