「企業の未来を守るコンプライアンスセミナー」ナレッジマネジメントジャパン
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成長のカギはコンプライアンスにあり!
企業の未来を守るコンプライアンスセミナー
〜第700回B-SeminaR

最近、東証社員のインサイダー取引、三菱UFJ銀行行員の貸金庫からの窃盗、
野村證券社員の強盗殺人未遂など耳を疑うような企業不祥事が次から次へと起こっています。

不祥事を起こした企業は記者会見などで、「全社員への法令順守の徹底、コンプライアンス体制の強化など再発防止に全力を尽くします。」という趣旨のコメントをします。

実際、こうした対応を取るのはもちろんだが、再発防止には真の原因を分析する必要があります。

不祥事発生の原因には色々あるが、大きくこの3つに集約されます。

1.社内のコンプライアンス体制の問題
2.不祥事を誘発する企業文化
3.社員の倫理観

企業として、最も迅速に対応できるのは1の社内のコンプライアンス体制を強化することです。

一方、企業文化や社員の倫理観を変えるのは容易なことではありません。

それでも、この難易度が高く、時間のかかる課題に真剣に取り組まないと、不祥事を減らすことは難しいです。

なぜなら、こうした日本を代表する企業においては、日本でもトップクラスのコンプライアンス体制が整備されていたはずだからです。

コンプライアンスではよく、性悪説、性善説が議論されます。

私はどちらのアプローチも必須だと考えます。
今回の3つの事例など、性悪説でないと説明がつきません。

おそらく、企業や経営者の本音としては、「とんでもない社員がたまたまいた」というものでしょう。

しかし、罪を犯した社員個人の問題と結論づけると何も変わりません。

また、社内体制をいくら強化しても、防止できないことも多いです。

例えば、東証社員のインサイダー取引では、社員本人の株取引は禁止できますが、
家族、友人などに情報を漏らすことを会社として防止できる術がありません。

したがって、性悪説に立ちコンプライアンス体制を構築したうえで、企業文化や倫理観など性善説的なアプローチも取り入れる必要があります。

ある意味では、性善説的なアプローチは答えのない取り組みです。

倫理観と言うと宗教的なイメージを持つかもしれませんが、社員の心に潜むこの意識を変えない限り、不祥事の発生を減らすことは難しいです。

JALを再建した稲盛さんがまず初めに取り組んだのが、経営幹部の心の改革だったことは有名な話です。

その後、JALが再生して再上場したことは記憶に新しいです。

倫理観とは、会社の幹部や上司が業務において、他の社員の模範となれる行動を取っているかです。

経営者や上司のそういう姿勢を見て、部下や社員が自然と規範を身につけます。
それこそが、不祥事を起こさない社内文化の醸成です。

法律や社内のルールではなく、誰に見られているからでもない、社員が自らを律する。

理想論かもしれませんが、これを目指さないと、不祥事はまた、社内のどこかで起きることになります。

そのためには、経営トップが利益よりもコンプライアンスを優先する決意が必要です。

このセミナーでは、性悪説と性善説、両方のアプローチから、企業の不祥事を防止する方法を解説します。

1.コンプライアンス違反の事例

(1)最近の事例(東証、三菱UFJ、野村證券、ビッグモーター)
(2)コンプライアンス違反の原因

2.コンプライアンスの基礎知識

(1)コンプライアンスとは何か
(2)コンプライアンス違反が企業に与える影響
(3)コンプライアンス違反が発生する企業環境と対策

3.コンプライアンスに関する法律や規制

(1)下請法
(2)独占禁止法
(3)不正競争防止法
(4)個人情報保護法
(5)インサイダー取引
(6)粉飾決算
(7)業務上横領
(8)ハラスメント
(9)営業秘密
(10)SNSの取り扱い

4.法令違反を防止する社内体制の構築

(1)リスクの洗い出し
(2)コンプライアンスチェックリスト
(3)コンプライアンスに関する社内ルールの整備
(4)社内啓蒙活動の実施
(5)内部通報制度の構築

5.不祥事を削減する企業文化の醸成

(1)不祥事を誘発する企業文化、社員の倫理観
(2)JALの再建事例
(3)経営トップの決断
(4)経営幹部の意識改革
(5)役職者に対する研修、グループワーク

6.質疑応答

*セミナーの録音・録画はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
*開催日までに、内容を多少変更する可能性があります。
*主催者、講師等の諸般の事情によりセミナー開催を中止させていただく場合がございます。
 予めご了承ください。




牧野 和彦
ナレッジマネジメントジャパン株式会社 代表取締役 / 博士(経営情報)
株式会社クレディセイフ企業情報 前代表取締役

早稲田大学卒。米大手企業情報会社を経て、2000年に現在の会社を設立。与信管理のコンサルティングや講演、執筆業務を行う。

与信管理、債権回収、財務分析、 海外取引、コミュニケーション等をテーマに1,000回超の講演をこなし、受講者数は20,000名を超える。

日本人で初めてNational Collections & Credit Riskにおいて講演。世界10カ国で英語でのセミナー実績を持つ。

東京商工会議所の講師としても活動中。

<著書・訳書>

『税理士・会計事務所のための与信管理ガイド』(中央経済社)
『海外取引の与信管理と債権回収の実務』(日本実業出版社)
『海外取引の与信管理と債権回収』(税務経理協会)
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
『これだけある!お金をかけずにマスターするビジネス英語』(中経出版)
『ダンの企業審査入門』(日本経済新聞社)
『eビジネスのリスクマネジメント』(エクスメディア)
『与信管理の教科書』(Kindle)
『海外債権回収7つの法則』(Kindle)

資格等:英検1級、TOEIC960点

   
↓「中国・アジアの与信管理と債権回収」セミナー参加者の声です。
 
日本ではなじみのない債権回収代行会社について実態を詳しく説明して頂き、海外取引での必要性を理解できました。回収率と遅延期間の関係(グラフ)など興味深いデータを知ることができました。実際の調査レポートに沿って説明が行われるので、実践的だと思います。中国における与信管理についてかなり具体的、実践的な話が聞けました。(金融 HIさん)
 
”債権回収よりも与信管理を重視すべし”というまとめの部分について、私は会社で決済管理を担当している為、どうしても、キワの回収方法に目が向きがちですが、客先別の決裁遅延状況や、銀行のパフォーマンス状況などを与信管理部署に提供することで、全社的によりよい営業活動に活かせると思いました。(商社 Mさん)

とても役に立ちました。
経理部とも対等に会話が成立しそうです。ありがとうございました。(電気機器 Nさん)
   
中国等、他国企業の支払環境や経理状況を知ることで、中国の国民性がわかり、日本で商売をしている中国人がどの様なマインドで支払遅延をしているかがわかったので、
今後対応しやすくなった。(国際物流 Tさん)

御回答いただきましたアドバイスは非常に参考になりました。業務に役立てたいと思います。(Mさん)


今後、海外進出を予定しており、中国企業との取引開始上の対応を如何にするかについて悩んでいましたが、セミナーに参加したことで全体像が把握できました。(製材業 Kさん)
 
中国の保護主義に関するお話し、訴訟結果等がとても印象的でした。時流を考えるとさらに日本企業は厳しい立場になるのではないかと考えました。(IT Sさん)

中国における与信管理、債権回収での担保取得による債権保全策での注意点は勉強になりました。また、回収における営業担当者の活用、時効の中断も参考になりました。(化学薬品製造 KTさん)

中国の信用調査の格付けはワンランク下げてみた方が良いという点が印象に残った(建築業 Sさん)
 
D&Bレポートの読み方が非常に参考になった。中国の債権回収のポイントを分かりやすく説明してもらえた。特に事例を参照しての説明がよかった。(化学品商社 Yさん)

2016年3月開催時の評価平均:4.2(5点満点)
満足度結果:とても満足した(20%)、満足した(80%) 


2015年11月開催時の平均評価:5.0(5点満点)
満足度結果:とても満足した(100%)

2015年8月開催時の平均評価:5.0(5点満点)
満足度結果:とても満足した(100%)

2015年1月開催時の平均評価:4.3(5点満点)
満足度結果:とても満足した(33.3%)、満足した(66.7%)

2014年7月開催時の平均評価:5(5点満点)
満足度結果:とても満足した(100%)

2013年11月開催時の平均評価:4.5(5点満点)
満足度結果:大変良かった(50%)、良かった(50%)

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・日 時 2025年2月13日(木) 13:30〜16:30
・会 場  オンライン(Zoom)
・定 員 10名
・費 用  30,000円(税別) 

※開催日の前日17:00(前日が日祝日の場合は、前営業日)までは、無料でキャンセルすることができます。それ以降のキャンセルについては受講費用全額をご請求致します。


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