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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収
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  ●2019年12月4日テーマ
最新号
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1113(2019年12月25日号)━━━━

こんにちは!
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

2019年も残すところ、6日となりました。
毎年恒例になっていますが、今回は与信管理の一年を振り返ってみたいと思います。

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<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報
を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆

「2019年与信管理10大ニュース」

第10位 すてきないすグループ元会長、逮捕

7月25日、東証一部の住宅関連会社、すてきナイスグループの元会長が横浜地検に金融証券取引法違反の疑いで逮捕。横浜地検は同グループ元会長兼CEO、元副会長、取締役の3名を有価証券報告書の虚偽記載の疑いで逮捕した。

第9位 工商局、巨大な権利を持つ組織に改編

工商行政管理局、いわゆる「工商局」として知られた中国の法務局的な組織が2018年3月に改編され、「国家市場監督管理総局(SAMR, State Administration for Market Regulation)」と名称を変え、権限も広範になった。

ノルマを達成すべく融資したいあまりに、次第に、行員が第三者評価機関に融資物件の耐用年数を示唆するまでになっていった。

第8位 地銀の不良債権、3倍に急増

地方銀行で不良債権処理費用が増加しており、景気後退の影響がはっきりと数字に出始めてきた。

地方銀行や第二地銀の2019年3月期決算において、貸倒引当金や不良債権処理などの費用が前期の3倍に急増した。

第7位 西武信用金庫に業務改善命令

西武信用金庫は5月24日、金融庁から業務改善命令を受けた。同金庫は投資用不動産融資で成長してきたが、その背景にはユニークな不動産評価手法の開発があった。

第6位 東証、上場基準の見直しに着手

東京証券取引所は、上場基準の見直しに着手した。下記の案などが検討されている。

1.1部上場基準の引き上げ
2.東証2部と新興市場の集約
3.上場廃止基準の厳格化

1部上場企業が2100社となり、東証1部のステータス感がなくなりつつある。現在の時価総額40億円以上から、400億円以上に引き上げる案と、1部の上に更なるプレミアムの市場を創設する案が出ている。

第5位 大塚家具、ヤマダ電機の傘下入り

家電量販店大手のヤマダ電機は、経営再建中の大塚家具に対して40億円超の出資を行い、株式の50%超を取得し、子会社化する。

母娘のお家騒動は、家電量販店に救済されることで一応の幕引きとなった。早期の黒字化を目指すヤマダ電機の今後の展開が興味深い。

第4位 中国の不良債権、急増

中国で外資系ファンドが不良債権の購入を拡大している。中国の不良債権市場は膨張し続け、商業銀行が抱える不良債権は33兆円にも上り、残高はこの1年間で5000億円弱増加。

これだけではなく、要注意先に当たる「関注類」や、四大代商銀の不良債権処理会社AMCが保有する資産を含めると、150兆円を超すとみる向きもある。

第3位 米小売り大手、シアーズ倒産法申請

10月15日、シアーズホールディングスは、米連邦倒産法第11章を申請し、破たんした。140店舗超えを閉鎖し、再生を目指す。

また一つのDeath by Amazonが、老舗の小売り大手にも起きたことになる。

第2位 ノジマ銀行の誕生か?

家電量販店のノジマは10月25日、スルガ銀行の創業家が保有する全株式を取得し、同行の筆頭株主になることを発表。同社は既に同行の5%の株式を保有しているが、今回の買い増しにより18.52%を保有することになる。

第1位 長期化する香港のデモ

発生から半年以上経過するのに、香港のデモが収束する気配が見えない。

8月には、空港の占拠にまで過激化し、キャセイパシフィック航空や日本の航空会社などで1000便近い欠便が出た。夏休みということもあり、2000人の足に影響が出た。

その後、中国から圧力を受けた香港の警察は、催涙弾の使用に加え、実弾を行使するなど、断固とした姿勢を示し、逮捕者が数千人も及ぶまでになった。

しかし、11月の区議会選挙での民主派圧勝や、米での香港人権法成立を受け、デモ隊は勢いを増し、越年することは確実で、一向に収束する気配が見えない。

中東やアフリカの民主化運動と違い、隣国での出来事だけに日本での関心もかなり高いです。

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★編集後記★

今年も一年間、お読みいただきまして、ありがとうございます。

2001年4月の刊行なので、18年経過しました。

ここまで続けられたのも、お読みいただいている読者の皆様の存在があってのことです。

☆次回は1月8日発行予定です。※来週は冬期休暇でお休みします。

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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

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