◆隔週木曜日発刊◆
〜そんな事態に陥らないために社長、営業マンが学ぶべき与信管理術〜
◆1時間に平均2社が倒産する時代、勝ち組企業の経営者に必須の顧客管理法とは?大口契約も代金回収できなければ
ただの貸倒れ。顧客の信用度を見抜く術を毎週5分でマスター。「お客様は神様」の時代は終わりました。
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◆バックナンバー
| 2006年5月18日 | Vol.42 | 粉飾決算(特別編3) |
| 2006年3月16日 | Vol.41 | 粉飾決算(特別編2) |
| 2006年1月19日 | Vol.40 | 粉飾決算(特別編) |
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◆あなたの顧客が倒産!
〜そんな事態に陥らないために社長、営業マンが学ぶべき与信管理術〜
デ┃キ┃ル┃経┃営┃者┃の┃信┃用┃調┃査┃入┃門┃
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VOL43(2006年5月18日)隔週木曜発行 発行部数2578部
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ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
前回は特別に、「ニュースで学ぶ与信管理と債権回収」のメルマガのコンテン
ツをそのままお送りしました。どうも、読者にはあまり評判が良くなかったよ
うです。
実は、もうこのメルマガは廃刊にしようかと思っていたのですが、ある読者に
「毎回楽しみにしている」と言われ考え直しました。
やはり、皆さん、会話形式を気に入ってくださっているのですよね。これからもがんばって発行します。
Wさん、励まし、ありがとうございました。
◆このメルマガの内容とは?
このメルマガは、独立して間もない、熱血で駆け出しの高橋社長と、与信管理
コンサルタントの山田さんを中心とした物語をベースに構成されています。
経営者や営業が、この物語から信用調査に必要な知識を学ぶという初級者向け
の与信管理講座となっています。
隔週5分程度、このメルマガを読むだけで「与信管理とは何か?」「取引先の
調査はどうやってやるのか?」「登記簿の見方は?」「決算書の簡単な見方」
といったベーシックな知識を身に付けていただくことができます。
また、高橋社長の経営者としての成長ぶりにもご注目いただきたいと思います。
バックナンバーはこちらです。http://www.mag2.com/m/0000124634.htm
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◆審査部門や与信管理を専門としている向けには、こちらのメルマガをお薦め
します。こちらは最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する
最新の手法や情報を毎週お届けしています。
「ニュースで学ぶ与信管理と債権回収」(総発行部数:4587部)
http://www.mag2.com/m/0000065645.htm
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それでは、第42話のはじまりです。
<登場人物>
高橋拓也:小規模の印刷会社を経営する30歳の若手起業家
山田慎吾:青山クレジットコンサルティングの創業社長
赤木瞳:山田の会社の社長秘書
片岡美穂:青山にある山田の行きつけの小料理屋「えぼし」の女将
<前号までのあらすじ>
与信管理コンサルタントの山田は新米社長の高橋に、取引先に対する与信管理
のノウハウを教えている。高橋は山田から定量分析について学んでいる。突然、
降って湧いたライブドアの事件で高橋社長は大混乱…。
◆粉飾決算(特別編3)
「粉飾のもう一つのパターンは、利益過大型だ。」山田はメモを指差した。
「儲かっているように見せるわけですね。」高橋が相槌を打った。
「そのとおり。こっちのほうがわれわれに関係がある。利益過大型の目的は何
だか分かるか?」
「融資ですか。」しばらく考えて高橋は答えた。
「そのとおり。」
「銀行融資を引き上げられたくないから、皆、税金まで払って利益を出したが
るのだ。」
「え、税金まで払ってとは、どういうことですか?」高橋は驚いた顔で山田を
見上げた。
「銀行が融資先を審査するとき、当然、決算書類を提出してもらうわけだ。」
「はい、3期分とかですよね。」
「最近では、2期分でいいという銀行もある。いずれにせよ、提出するのは単
なる決算書ではなく、納税申告書の写しであるという点がポイントだ。」
「あ!そうか。利益があるように見せると、法人税もかかってくるわけですね。」
高橋は思わず手をたたいた。
「そう。税務署だって多く払う分には、絶対文句言わないから。」山田は苦笑
した。
「税金まで払って粉飾するって大変な苦労ですね。」高橋はまじめな顔で尋ね
る。
「まぁな、でも会社をつぶすよりはマシだろ。」
「そうですね。地獄らしいですから。」高橋は呟くように言った。
「とにかく、これが利益過大型の大きな目的だ。」一瞬の沈黙の後、山田がま
とめ出した。
「で、今回のホリエモンはどっちになるんですか?」高橋が身を乗り出して聞
いた。
「どっちでもない。ライブドアは潤沢な現金資産を有しているから、融資に汲々
とする必要はない。」山田は腕組みをして答える。
「じゃ、なぜ?」
「株価だ。」
「赤字決算を発表して株価が下がることを恐れたわけだ。」
「そうか、高株価を活用したM&Aを繰り返すことで、急成長してきたんです
ものね。」
「うむ。そんなところだ。まぁ、真相は分からない。彼らが有罪になるかどう
かもこれからの公判によるからな。」
「でも、確定すれば新しい粉飾のパターンができたことになるわけですね。」
「確かに。有罪であれ無罪であれ、ホリエモンの名前が日本の企業史に残るの
は間違いないだろうな。」
「その差は大きいと思いますが。」
「そうかも知れんな。」そう言って、山田はカップに残ったコーヒーを飲み干
した。
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『これだけある!お金をかけずにマスターするビジネス英語』
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『海外取引の与信管理と債権回収の実務』(日本実業出版社)
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◆編集後記
すっかり、長引いた特別編でしたが、いかがでしたでしょうか?次号からは、
以前のシリーズに戻りたいと思います。
お楽しみに!
GW中にレイアウト変更を済ませたので、事務所がすっかり綺麗になり、気持
ちよく仕事をしています。
とはいえ、ちょっと油断するとすぐに書類の山が…。毎日、少しずつ整理する
のがポイントですね。
書類が整理されていると、仕事の効率もいいみたいです。
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次回発行予定:6月1日(木)
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